クロスオーバー! 『フレッシュプリキュア! クロス†オーバー』各話解説 第10回
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『フレッシュプリキュア! クロス†オーバー』各話解説 第10回

『フレクロ』セルフ解説その10。
最終話までのネタバレを含みますので、本編読了前の方は注意です。


第10話『眠れるメイと夢の国の美希!』



<あらすじ>
美希が出会った、キサナによく似た女性。それは、メイの姉である紫藤ナラカだった。
その頃、人間を夢の中に閉じ込めるキイマジン“セイキュバス”を追っていたグレイブは、逆にその
毒牙にかけられてしまう。
眠りに落ちたメイを救うべく、美希は単身、彼女の精神世界へと飛び込んでいくのだった。



メイの誕生日(設定)10月10日に、第10話の解説を更新しますw


さて、いよいよヤネお待ちかねのメイ美希回。
初期の構想では前後編にするという贔屓ぶりでしたが、実際にはさすがにテンポと話数配分を考えて一話にまとめました。

8話の解説でも少し書きましたが、当初はバルキリーとの決着をこの回まで持ち越す予定でいました。
さらにセイキュバスはもちろん、彼女に使役されるイニシャルI“イド”まで登場する豪華編……のつもりでしたが、やっぱり一話にまとめて正解だったと思います。


久々に都市伝説っぽい導入部ですが、キイマジンとの戦いに焦点を絞ったエピソードは今回が実質ラストということで、もう一度原点に帰ってみました。
夢の国といったら、千葉にあるアレですよねw 関係ないですけど……w


メイの実の姉、紫藤ナラカが初登場。21歳。キサナよりもずっと背が高いということですが、それでもメイよりはまだ低いです。
メイの中二病めいた言い回しは彼女の影響によるところが大きいと思われます。
元祖(?)であるナラカの場合、見た目が可愛らしい分、メイとは違ってギャップがありますね。

ナラカに関しては3話の描写からメイの「妹」と予想されていた方が多く(実際、10話の執筆まではどちらに転ぶか決まっていませんでしたし)、結果的には意表を突く形になってしまいましたね。
ただ、これによって身長が逆転した姉妹という萌えポイントが出来たわけで、これで正解だったと(ヤネは)思います。


お話の方は美希・和希とナラカ・メイの対比になってくるわけですが、住む家が違ってもいつも一緒な美希と和希に対して、ナラカとメイはお互いを大切に思いながらすれ違い続けているんですね。
これはヨミも同じで、『フレプリ』の家族キャラクターたちに比べると、メイとは住む場所も離れていれば、気持ちもすれ違いがちです。
この問題は最終決戦の際に解消されるのですが、今回は美希とキサナがメイに代わってナラカの想いを受け取る、というところに留まっています。
奇しくも今回の敵キャラも「姉妹」のひとりだったわけですが、そこを掘り下げていたら重くなりすぎたかもしれません。


本来キイマジンと戦うメイが真っ先に倒れ、『フレクロ』においてはゲスト的存在だった美希が助けに向かうという変化球の展開。
以前の話数と変化をつける意味ももちろんありますが、これからの物語に向けて、原作キャラをゲストから主人公のひとりへとシフトしていく過程でもありました。

ダークルン四姉妹最後の一人にして末妹、イニシャルS・“セイキュバス”イーナ。
年齢は9歳程度。物質ではなく精神に寄生するという変わり種のキイマジンです。
魔人としての能力に“セイレーン”と“インキュバス”という二つの側面があるのも特殊ですね。
ゲルショッカー怪人じゃないですが、キイマジン編終盤ということでこういう定石破りのキャラが出てもいいかなとw


メイの夢の国(精神世界)は、のちに登場する古代トワイライトの情景に似ています。
メイが潜在的に抱えている「寂しさ」を表したものなのですが、この世界を内包していたからこそ、クイーンを理解して救うことができた……後付けですが、そういう解釈をすることもできますね。

夢の国の構造は、『GS美神』が元ネタです。深層意識に繋がる階段と、記憶の泉のあたりの展開ですね。
ユニコーンの時も少し意識していましたが、今回は思いっきり、ナイトメア編からアイディアを拝借しています。
興味を持たれた方は、例によって読み比べてみると面白いかとw たしか単行本6巻あたりだったかなぁ……。

イーナがメイを気に入った理由は、魔人になる以前の彼女の過去にあるのですが、物語としてお届けする機会はあるかどうか……。いつか書きたいですけどね。


今回は戦闘も変身前の姿のまま行うという異色ぶりですが、ベリーソードを使う美希、グレイブトンファーを振るうメイというビジュアルは別のアニメのようでカッコいいと思います。

メイが敵に操られる展開は22話にもあるのですが、そちらではブレイク、今回はメイというように、あくまでグレイブは操られない⇒敵として現れるのはラスボスの時のみ、というヤネの微妙なこだわりがありますw


ナラカの違った一面(キャラ崩壊、メイに対する過剰なデレ)が見える電車のシーンですが、のちのち「気取った言い回しのままメイにセクハラをするキャラ」みたいなものが確立して、この描写にあまり意味がなくなりつつあるような……w
とりあえず、メイやその友人の前ではカッコよく(?)振舞っているということですね。


ナラカに代わってメイの面倒を見ることに燃える美希。
『フレクロ』第二章にあたる6話から10話までの5エピソード、実はどれも「ラストでメイが何らかの形でヒドい目に合う」という共通点があるんですよね。
まったく意識していなかったわけで、ヤネのワンパターンさが表れまくっています。そのせいで、メイが「不幸少女」とか言われたりw
話のクライマックスでカッコつけた台詞が多いぶん、オチで二枚目半を演じさせてバランスを取る……というキャラがヤネの中で無意識に定着していたのかもしれません。
でも結果的には、それが愛嬌に繋がったんじゃないでしょうか。

とにかくこれで、ラブに対して「片想い」を抱き、祈里と絡めば「男役」を演じ、せつなの「鏡合わせ」の存在であり、美希の「妹分」に当たるという、メイの立ち位置設定が出揃いましたね。
前半のクライマックスに向かう準備が整ったというところでしょうか。

また今回は、メインである「ナラカ―美希―メイ」の関係と同時に「ナラカ―キサナ―メイ」
の関係にも話が振られていて、こちらも次回以降、メイとキサナの別れに向かうエピソードの序章となっています。
この構成、ヤネにしては巧……くもないかw



さて、そんなわけでいよいよ幕を開けるパッション誕生編。
ダンス大会の開催と、ナキサケーベ・ダークネスの襲来。
キサナに隠された秘密とは何か? ラブとせつなの友情の行く末は?
メイの、ラブたちの、タルトの、キサナの、イースの、そしてミユキの、それぞれの想いが大きく動いて、激動の運命へと雪崩れ込みます。
次回、第11話の解説もおたのしみに!!





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テーマ : プリキュア
ジャンル : アニメ・コミック

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