クロスオーバー! 『フレッシュプリキュア! クロス†オーバー』各話解説 第11回

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『フレッシュプリキュア! クロス†オーバー』各話解説 第11回

『フレクロ』セルフ解説その11。
最終話までのネタバレを含みますので、本編読了前の方は注意です。


第11話『タルトとキサナの願いごと!』



<あらすじ>
ダンス大会が近づく中、新たな怪物・ナキサケーベが現れた。
ダンスとプリキュア、両方を選びたいというラブの言葉に、タルトは一人思い悩む。
メイはラブたちのサポートを買って出るが、大会当日、キイマジンを吸収した最強のナキサケーベがグレイブに襲いかかるのだった。



怒涛の展開の始まり。
原作でもっとも盛り上がる「パッション6部作」を下敷きにしているので、よほど下手に調理しない限りつまらなくなることはない、はずでしたが……、
問題は、パッション誕生までをたった2話で消化しなくてはならないことでした。

今回の原形である『フレプリ』21話は、タルトを中心にラブたち、イース、ミユキと、四つの視点で物語が進行し、その全てがクライマックスの戦闘に集束する、恐ろしく密度の高いストーリーです。
その密度の高い原作に、割愛された他のエピソードの内容を付け加えながら、さらにメイ、キサナの視点と『フレクロ』オリジナル展開の伏線も入れていくという……書きながら「こんなシリーズ構成をしたのはどこの阿呆だ!?」と何度も叫びたくなったものです(自業自得)。

結果、イースの正体バレに至る展開などが薄くなった感は否めません。
そこはやはり、原作をもとに補完していただくしかない部分かもしれません。
一応、前半部でせつな―ラブ―メイの関係を再確認しておくことで、次回のイース対グレイブの決闘にはギリギリ繋がるようになっているのですが。


ラブとせつなの物語が進行する傍ら、メイとキサナにも大きな変動が迫っていました。
忍び寄る別れの予兆……。

七夕というイベントに付随して、「願い」というワードが強調されます。
これを『フレクロ』全体のテーマにしよう、と決めたのはこのあたりですね。

ここでいうキサナの願いとは、「メイが(キサナ自身を含む)全てのダークルンを封印すること」です。
しかし同時に、「メイとずっと一緒にいたい」という、もう一つの相反する願いが彼女の心の奥底にあったことは、言うまでもありません。


「プリキュアを見守る者」として、心を交わすタルトとキサナ。
サブキャラクター同士の絡み、ヤネの好きなシーンです。

イニシャルP“パンドラ”の襲来。災厄(をもたらすもの)を生み出す能力を持つ、ある意味ではナキサケーベと相性抜群な一体です。
「昼行性」という他のダークルンにない特徴がありますが、これはぶっちゃけ、完全に話の都合ですね……w
原作ではカードを貼りつけられたトランクがナキサケーベ化しましたが、こちらではトランクがキイマジン化したあと、さらにカードを貼りつけられてナキサケーベ・ダークネスに変貌することになります。

キサナが初めてバリアを張りますが、かなり体力を消耗しています。本来は全ダークルンが管理下にある状態で、彼らから力を供給してもらって発動するものなので、足りない分を自身の体力で補っている感じでしょうか。

シフォンに誘引されるダークルン、そしてキサナの力を恐れるシフォン。
ダークルンはシフォンの裏側のインフィニティに反応し、シフォンはキサナの裏側のダークルンに反応していたわけで、キサナとシフォンの秘密を同時にほのめかした場面です。


グレイブとイース、二度目の対決。
おそらく初めて、グレイブが日中・大勢の民衆の前で戦ったシーンです。

15体の再生ナケワメーケ(ナケワメーケ・リバース)は原作18話までに登場したものをほぼ全て動員していますが、元の出番が少なかったものの他、ラッキーやオウムなど特定の生き物が素材になったものも、数合わせがてら省いています。まぁ、オウムの方はのちにDX3で普通に復活して、キュアサンシャインと武術対決したりしてるんですが……w
できる限りオリジナルの特殊能力(時間停止、無限再生など)を発揮させているのがこだわりですね。

グレイブ編も終わりが近いということで、大盤振る舞いの大バトル。
次々と内臓武器をぶっ放すグレイブは、古き良きスーパーロボットのノリですね。
特にイングレイブスターフレッシュ×12などは、その無茶苦茶さ加減がお気に入りの場面です。
しかしここでの無理が祟り、もともと未完成のリングルンはさらに大きな損傷を抱えてしまうことになるのでした。


ミユキに正体を明かし、グレイブのもとへ駆けつけるラブたち。
タルトが喋ることに驚かないミユキさんですが、これは原作の「四人目のプリキュアはあんさんや!」の場面が裏であったものと思ってくださいw

ここは『フレクロ』5話と同じ展開になるわけですが、今回はメイ=グレイブが自尊心のためでなく、ラブたちの願いのために一人で戦ったという大きな違いがあります。
敵味方が違った「願い」を持っていることが提示されて、両方が報われる最終回に繋がるともとれる部分です。

ここでアカルンが一度メイと契約し、紅いキュアドラゴン(ドラゴンフルーツ)になるという展開も最初は考えていたのですが、まぁ実際に書く段階になると、とてもそんなことをやっている暇はなかったですねw


グレイブの言うプリキュア必勝の理=「絆」を否定するために、ピーチたちの眼前でせつなの姿になるイース。
原作22話のラブせつのやり取りを全面カットせざるを得なかったのは非常に痛いのですが、これでどうにかパッション誕生回の冒頭に繋がった形です。

せつなの行為はラブに対する裏切りというだけでなく、イースとの和解を試みてきた(対話によって戦闘を避けられる相手だと思っていた)メイにとっても最悪の宣戦布告でした。
もっとも大切なラブの心を傷つけられたメイは、いよいよ和解を放棄し、イースに一対一の決闘を仕掛けます。



というわけで次回の解説は、『フレプリ』23話の内容を『フレクロ』流に大幅アレンジした第12話。
おたのしみに!!





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テーマ : プリキュア
ジャンル : アニメ・コミック

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