クロスオーバー! 『フレッシュプリキュア! クロス†オーバー』各話解説 第12回

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『フレッシュプリキュア! クロス†オーバー』各話解説 第12回

『フレクロ』セルフ解説その12。
最終話までのネタバレを含みますので、本編読了前の方は注意です。


第12話『イース対グレイブ! キュアパッション誕生!!』



<あらすじ>
クラインからの手紙を受け取り、後のなくなったイース。
ラブを傷つけられた怒りに燃えるメイは、彼女に一対一の決闘を挑む。
一方でラブは、せつなに裏切られたショックから立ち直れずにいた。
果たして決闘の行方は? その時、ラブは?



『フレプリ』全50話でも最高の名場面であるピーチ対イースを大幅に変更することは、まさに神をも恐れぬ行為。
しかし、逆にここをアレンジせずに『フレクロ』の意義はあるか? という勝負の回でした。
緊張しましたよ、そりゃ。


前回不足しがちだったせつなの描写を補う意味も込めて、冒頭は彼女の視点から幕開けます。
せつなの目の前に立ちはだかるメイ。「憎しみ」という負の感情で戦いに臨むメイを、ここでは台詞も含めて意図的に悪役っぽく描写しています。


一方、せつなの正体を知って落ち込むラブと、そこへやってくる美希、祈里。
基本的には原作をなぞっている部分ですが、ここでラブが部屋を飛び出さず、森に向かう美希と祈里を見送る形になっているのがポイントです。
ラブには、前回までにやり残した「宿題」があるからです。


森の中で対峙するメイとせつな。
メイの動機は単純明快、ラブを傷つけたせつなを許せないから。7話でイースと呉越同舟した時の冷静さは見る影もありません。
ラブが絡むと大暴走、これが基本。

せつなの方はというと、原作と同じくラブやメイたちを「うらやましい」と感じながら、その感情を押し殺しています。
ただメビウス様のために、と自分に言い聞かせて、立ちはだかる敵を倒そうとしています。

目の前の相手を倒すことしか考えていない二人の言葉は、まったく噛み合いません。
共通しているのは、敵意と、そして嫉妬の感情。
前回、ラブと仲良くするせつなに対してメイが「うらやましい」と言うシーンがあるのですが、これって裏返しになってて、本当に「うらやましい」と思っていたのは実はせつなの方なんですね。


「チェインジ・プリキュア!」
「スイッチ……!」
「クロス!」

「「オーバー!!」」


この同時変身はずっとやりたかったネタ。
当初は7話でやるつもりでしたが、ここまで我慢してよかったと思います。
両者の変身システムが酷似している時点で、トワイライトとラビリンスに何らかの繋がりがあると、登場人物の誰かが気づいてもよさそうなものですけど……、まぁ、ヤネもまだ結末をどうするか決めちゃいませんでしたからねw

さて、ついに始まってしまった真剣勝負、本気の殺し合い。
二人を止められるのは、女神だけ……。


森に向かった美希と祈里は、サウラー・ウエスターと対決。
一対一では敵わないプリキュアたちですが、連携することで互角に渡り合います。
『フレクロ』での西南は出番が少ないので、戦闘の中でそれぞれのキャラが出せるように心がけた憶えがあります。


再びラブの部屋。
前話に入りきらなかった原作22話の内容=ピーチがイースの泣き叫ぶ心に気づく、がこのエピソードにずれ込んでいます。
原作ではピーチとイースの悲しい激闘を彩っていた雨を、こちらでも涙に見立ててみました。
せつなを救うため、部屋を飛び出すラブ。主役は遅れてやってくる!


ナキサケーベ・ダークネスの使役によって消耗しているイースですが、対するグレイブもリングルンの不調で戦力を大幅に減らしていました。
手負い同士の死闘。
スピードで圧倒的に勝るイースに、グレイブは肉を切らせて骨を断つ戦法で挑みます。
左腕のリングルンにミラージュマフラーを巻きつけ、そのままパンチを放つグレイブ。
名前も特にありませんが、こういう消耗した状況下ゆえの急造技というのは魅力がありますよね。
ガメラ3のバニシング・フィストみたいな感じ?

イースとグレイブの間に割って入るピーチ。
ピーチの言葉で一気に冷静になるグレイブ……こいつは本当にw

たとえきっかけは偽りだったとしても、今は本当の友達。
原作が「罪を憎んで人を憎まず」なら、こちらの展開を同じようにことわざで表すと「嘘から出た真」ですかね。
イースに向かって四つ葉のクローバーを差し出すグレイブとピーチ。
さて、ここでイースの寿命が……ではなく、リングルンが暴走を開始!


キサナの口から、リングルンの暴走によって町一つが消滅するという衝撃の言葉が。
そのうえ、プリキュアが触れれば反発作用によって世界そのものが危なくなるとか。
こんな危険極まりないものをつけて戦っていたのか……という感じですが、「リングルンは本来危険な力」という描写は、実を言うと最終決戦でグレイブ(∞)を敵に回す布石でした。


炎の中から蘇る、赤い不死鳥!
「イースの最期」というよりは、「さらばイース」という感じでしょうか。
原作と違って、自らの(メイを救いたい、幸せを掴みたいという)意志によってパッションに変身しているのがポイントで、原作にある変身後の戸惑いや葛藤を省き、次話冒頭へ自然に繋がるようにしています。
でないと、原作24話の内容を丸々再現する必要が出てきちゃいますからね。あの傑作エピソードは、次話までの間に「あったもの」として各自補完してください、ということです。



次回の解説は13話。これも悩みまくったけれど、それだけお気に入りのエピソードです。おたのしみに!!





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テーマ : プリキュア
ジャンル : アニメ・コミック

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