クロスオーバー! 『フレッシュプリキュア! クロス†オーバー』各話解説 第13回
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『フレッシュプリキュア! クロス†オーバー』各話解説 第13回

『フレクロ』セルフ解説その13。
最終話までのネタバレを含みますので、本編読了前の方は注意です。


第13話『せつなとメイ 4つ目のハートは誰?』


<あらすじ>
せつな=キュアパッションが加わることで、ついにスウィーツ王国の伝説にあるプリキュアが四人揃った。
しかし一方でメイは四人と距離を置くようになり、せつなはそれが自分のせいではないかと考えるようになっていた。
サウラーの操るにせキュアグレイブの襲撃に、メイとせつなは“プリキュアであること”の定義をもう一度問うことになる。



うん。フォトンシルクって……何だったんでしょうねw
こんなアイテムもあったなぁ。もしかしたら、再登場する可能性もあるかもしれません(たぶんない)。


『フレクロ』の構成には上北ふたご先生の漫画版を参考にしている部分があって、特にせつな絡みのエピソードはその傾向が強いです。
漫画版は雑誌の発行ペースの都合上、アニメ数回分の内容を一話にまとめているので、そのへんがフレクロと近いんですね。
こちらも原作のエピソードの再現にはあまり話数を割けないですから。

『フレプリ』から離れすぎてもいけないけれど、かといって原作の内容をそのまま引き写しても意味がない。
オリジナル部分と非オリジナル部分のせめぎ合い、これがそのまま今回のテーマになってきます。


冒頭。ウエスターのナケワメーケに苦戦するピーチたちを救うパッション、という図は漫画版そのままです。アニメでいう24話のクライマックスにあたる部分ですね。
それを遠巻きに見つめて、安心感と、寂しさを胸に抱くメイ。残りの変身回数がわずかなこともあり、せつなにバトンタッチしてプリキュアはそろそろ引退か、という心境です。

細かい所ですが、「新しいナケワメーケほど強くなっている」ことに関して、さりげなくヤネの解釈を入れています。
ウエスターはアニメの8話でもはっきり「ナケワメーケをパワーアップおいた」と言っていますしね。最新のものほど改良されているのは、当然といえば当然です。ラビリンスはプリキュアには珍しい純科学系の敵ですしね。


フレクロでは貴重なカオルちゃんの登場シーン。
メロン味のドーナツは、もちろんアニメの23話から。ミドルン(キュアブレイク)への布石も兼ねて出してみました。
細かい部分ですけど、メイはカオルちゃんのことを「マスター」、カオルちゃんはメイを「セーラー服のお嬢ちゃん」と呼びます。


さて、ここからはアニメ25話の要素を含んだ展開へとシフトしていきます。
せつなの悪夢は、原作だとタケシくんとラッキーなのですが、両名はフレクロに未登場ということもあり、グレイブが代わりを務めています。
自分がプリキュアに加わってからメイの態度が変わったという事実。それがせつなの心に重くのしかかります。
メイは自分を嫌っている。自分はやはりイースであり、犯した罪と、人々からの憎しみを背負わなくてはならないのだ、と……。

せつながいきなりダンスをしていますが、話の都合上、アニメ26話の内容(新生4つ葉のクローバー結成)が冒頭部とここまでの間にあった、ということになってます。
夏の川原でのラブとせつなの会話。このあたりの描写は季節感を意識しました。
今でも夏になると“パッション誕生編”を自然と思い出すくらい、アニメでも季節の描写が効果的に使われていたと思うんですね。その雰囲気を少しでも出せたらいいなと……。

ここで明らかになるのは、もともと新生4つ葉のクローバーに加わる予定だったメイが、その席をせつなに譲ったという事実。
その理由は二つ。プリキュアを引退する自分に代わって、四人でのチームワークを磨いてほしいから。そして何より、せつなに幸せを知ってほしいから。

これです。ここが難しかった……。
フレクロが先天的に抱えていた問題として、「メイの立場がせつなを喰ってしまう」というものがありました。
グレイブがいる限り、せつな=キュアパッションは、五人目のプリキュアになってしまうわけですね。


パッションは、四人目でなくては駄目なんです!!


ヤネの中で“フレッシュプリキュア!”はやはり四人であり、増やしたり減らしたりはできない!という強い想いがありました。
ルミナスが加わっても“ふたりはプリキュア”、ローズが加わっても“プリキュア5”であるように。


……ですけど、これはこれでメイ(というかヤネ)が悲劇のヒロイン気取りな感じがしませんか? 勝手にオリジナルキャラを作っておいて、ここで一歩引いて見せたから奥ゆかしいでしょ? みたいな。恩着せがましいというか。
メイを一方的に聖人として描くのではなく、せつなと対等に、悩みや弱みを持たせたい。
オリジナルの部分と、非オリジナルの部分を、この作品ではあくまで対等にしたい。
そこで、この後の展開になります。


実にいいタイミングで登場するサウラー。メイの影を素材に、ナケワメーケを造り出します。
黄昏の中での登場というのがまた、グレイブらしさを引き立てる“影”。
もちろん原作ではイースの姿をしているわけですが、「せつなが見た悪夢の中のグレイブが、そのまま現実になって襲いかかる!」という展開は、アニメとはまた違った意味での良さがあるんじゃないでしょうか(自画自賛)。
鳴き声(?)も「オマエハイース!」と、せつなへのダメージがアニメより直接的になっています。

イバラの鞭、というのも漫画版に登場する展開です。
罪をあがなうために、敢えてその身に鞭を受ける。イース(イエス)の受難(パッション)を象徴するシーンなのですが、そこはグレイブも十字架を背負ったプリキュア。鞭を受ける資格は十分にあります。
というのは、メイも善意だけでせつなに席を譲ったわけではなく、「本当の四人目」である彼女への嫉妬、疎外感から目を背けるために距離を置いていたのです。
せつなの悪夢や、影グレイブの姿は、メイの本心と決して無関係ではない。どころか、メイが隠したい本心だったわけです。
それがメイの罪。だからこそ……。

この影は、せつなにとっても、メイにとっても、越えるべき壁なのです。

想いを打ち明け合った二人は、自分たちが似た者同士であることを知ります。
純粋なプリキュアとは言い難いグレイブとパッション。けれど、お互いの姿を見つめることで、プリキュアの資格は出自ではなく心にある、と気付くのです。

ここはもう、完全に“ふたりはプリキュア”状態に入ってると言っていいでしょう。
敵に回したら恐ろしすぎる二人。ナケワメーケをフルボッコにした後、なんと合体技で撃破します。
ベースはハピネスハリケーンなのですが、パッションとグレイブが手を繋いでグルグル回るという……ちょっと、ダンスとも関連付けてみました。映像で見たいですね~。
影を移動するナケワメーケだから黄昏時に有利、というのもけっこう気に入ってる展開だったりします。
冒頭の意趣返しとばかりに、こっそりリングルンを改良していたキサナ。なんだかんだでトワイライトの技術がやっぱりチート。


そして日は沈み、一番星の下でのメイせつ。
アニメの26話ではブッキーがせつなに「踊ろう」と言うので、こちらでは逆にせつなから言わせてみました。
オリキャラと原作キャラの友情話って、痛いけど、恥ずかしいけど、でも精一杯やってやったぜ! という清々しさがフレクロの神髄といえるシーン……なんて、
自分で言ってりゃあ世話ないですけど、それがセルフ解説ってものですから。



さて、次回の解説は14話。
さらばキサナ! いよいよグレイブ編のクライマックスになります。おたのしみに!!





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テーマ : プリキュア
ジャンル : アニメ・コミック

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