クロスオーバー! 『フレッシュプリキュア! クロス†オーバー』各話解説 第2回

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

『フレッシュプリキュア! クロス†オーバー』各話解説 第2回

『フレクロ』セルフ解説その2。
最終話までのネタバレを含みますので、本編読了前の方は注意です。


第2話 『冥府を望む玉座! キュアグレイブ誕生!!』



<あらすじ>
クローバータウンストリートにやって来た転校生・黒須メイ。彼女は四つ葉中学校の屋上で不思議な腕輪を拾う。
謎の怪物に襲われた時、腕輪から響く声に導かれ、メイは叫んだ。
「チェインジ・プリキュア! クロス・オーバー!!」。冥府を望む玉座、キュアグレイブが降臨する!



第1話の冒頭から活躍するメイ=キュアグレイブを描き、第2・3話でその誕生に至るエピソードを語るという構成になっています。こうしたのは、ヤネが「幕開けの時点でプロフェッショナルである」ヒーロー物が大好きだからです。
また、最終回を「新たな戦いの幕開け」で終わらせたかったというのも理由のひとつです。好きなんです、そういうのがw

主人公が変身する必要がなくなる、日常に回帰するというのが、プリキュアの最終回としてあるべき形でしょう。
ならば回帰すべき「日常」を、最初(第1話)から戦いの中に置いておこうと。
とにかく、メイを通して自分の理想のヒーロー像を描くと決めていたのです。


さて、そんな「真の第1話」とも言うべき第2話ですが、内容の方は……ちょいと粗いですw

まず、一番大事な冒頭部、メイの日常からリングルンの入手、ラブとの初対面エピソードなどなど、丁寧に描くべき部分を全部ダイジェスト処理しちゃってます。
ちょっと言い訳をさせてもらいますとw、この時点ではまだ、「小説」にするか「あらすじ」にするかという迷いがあったのです。
とりあえず第1話は書き上げたけど、根性のない自分がこのまま「小説」でラストまでやっていけるのかと……w

後々路線が固まってから、よっぽど修正しようかと思いましたが……加筆すると冒頭部が膨らみすぎてバランスが悪くなるし、これはこれで第2話独特のリズムを作ってるんですよねw
また、最初に発表して皆さんに読んで頂いた作品の原型を完全に失くしてしまうのもどうかということで、大幅に手は入れていません。
決して面倒くさいわけじゃありません、多分w

ラブとのエピソードなどは逆に、第22話の重要な局面であらためて挿入することができたので、怪我の功名かもしれません。
この第2話に限って言えば、あえて出会いの描写を省くことで、ラブとメイの重要シーンをひとつに絞っている……という見方もできないことはないですねw

メイからラブへの尊敬と愛情は、ヤネが原作『フレッシュプリキュア!』に寄せる感情とシンクロしています。
ただ原作で後々、想像以上にラブと大輔のエピソードが増えていったせいで、それに張り合う形でメイを百合方向にどんどん暴走させていくことになってしまいましたがw
メイは母親が大好きですから、その母親と重なる部分をラブに見つけた時、ぐっと心を惹かれたわけです。

「メイのパスケース」はなんだかんだ、中盤まで引っ張るアイテムですね。
「私はそこまでナルシストじゃあないの」という台詞に、メイの自身に対する客観性が表れています。これも、自分の写真と日常的に触れ合っているからこそ生じてきた部分かもしれませんね。
自身を過小評価も過大評価もしない。ナルシストで傍若無人かと思いきや、意外と謙虚で礼儀正しかったりするんですよねw
ヤネの好み、描きやすさを突き詰めていったらこうなったんですけど、やっぱり変わったキャラだと思いますw

この時点では名前すら不明なキサナですが、メイの声を借りて喋るという描写は、原作のピックルン(対応するプリキュアの声優が声を当てている)をなぞったものです。
初変身に至る場面は、メイがもともと変人なのでw、明確な目標が見えたと同時にテンションが上がって妙な方向に吹っ切れたという感じで書きました。
だからキサナもちょっと引いてるんですねw ちょっと変な子に託しちゃったかなーという……w

ダークルンの封印解除とともに覚醒したキサナドゥは、クイーンが遺した設計図を基にまずリングルンの製作に取りかかりました。ダークルン体で作業してるところを想像するとシュールですけどw
どうにか完成したリングルンに乗り、次元を越えるも、その衝撃でまた意識を失ってしまいます。
ダークルン(キイマジン)の気配を感じ取って目覚めたらメイの手に握られていたという状況で、キサナとしてもかなり焦ったでしょう。
それでもメイの資質を瞬時に見抜き、彼女にすべてを託す決断をしたのは流石です。
ただ、キサナの思った以上にメイが個性的な人物だったというのはありますがw

メイが最初に戦う敵は“ベヒーモス”。
最初に誕生したキイマジンということもあり、あっさり倒されてしまいますが、ここで表現したかったのはグレイブの圧倒的なパワーです。
序盤の話数では、敵が可哀想になるほどの強さを意識して描いています(なんたってラスボスですからねw)。

あと今回メイの台詞にのみ登場する「伯母さん」ですが、さすがに女子中学生の独り暮らしはまずかろうということで、当初は保護者を設定しておりましたw
まぁ、もともと特に出番を設けるつもりもありませんでしたが……黒須家ゆかりの女性なので、おそらく彼女も只者ではないでしょうw 今後、どこかで生かせたらいいですね。



さて次回は、キサナによる物語の骨子部分の説明、美希と祈里の登場、グレイブフィールド初披露、そしてラビリンス始動と、地味ながら重要な第3話の解説です。
おたのしみに!!





スポンサーサイト

テーマ : プリキュア
ジャンル : アニメ・コミック

コメントの投稿

非公開コメント

No title

ベテランヒーローも確かにいいですね!颯爽と現れて、スイスイ~っとスタイリッシュにキメる・・・このヒーローは一体何者なんだ感満載にして帰っていく・・・うぅん、ステキw

ラブちゃんが「メイさん」と呼んでいたので、若干の違和感を感じていましたが、よく考えてみると、ミキタンやブッキーは幼馴染ですもんね、呼び捨てや愛称なのは当然でしょうから・・・そういった距離感というものは感じていましたね。

メイたんって、確かに見た目のワリには(ちょっと失礼かもですがw)謙虚でアッサリとした娘だなぁと思ってました。そこに好感が持てたりして「フレッシュという大好きな作品に割って入った新参者」というイメージを払拭するには、十分な人間性だったと思ってます。

そしてキサにゃんとの運命の出会い!!w 旧トップのキサにゃん絵を見てニマァとしてた僕ですが、喋り方や雰囲気から、さらにニマァとしたのを覚えておりますw
ホント可愛いです。

フレッシュのイメージからかけ離れた強さを持ったグレイブに、つよすぎぃ!!と叫んだのはいい思い出ですね・・・あの頃には、最後にあんなお方が降臨するとは思ってませんでしたし、何よりその強さ故に絶望感が凄かった気がします。


ともあれ、今回も更新お疲れさまでした~!!

コメントありがとうございます!

>我さん

キャラが多いので、名前の呼び方で誰の台詞わかりやすくするという狙いもあったのですが……やっぱり原作に「お邪魔させていただいている」感覚がメイのキャラにも出てるんですよね。軽々しく原作のキャラを呼び捨てにしたり、されたりしてはいけないという。畏れ多くてw
美希やせつななどはキャラの性格上メイを呼び捨てにしてもらってますが、それでも最初は抵抗あったり……w
少なくともこの時点ではまだラブたちと同列に並べるキャラではない、そういう思いで距離を置いていました。
ただメイの場合、学校で「メイさん」自体があだ名になってるんじゃないかなというのもあって。「橘さん」とか「ウヴァさん」のノリでww

メイとキサナの出会いは本当に運命ですね。ピックルンたちと違って、前もってメイに目をつけていたわけじゃないですしw
キサナって当初はメイほどこだわりがなかったというか、パッパッと組み立てたキャラでした。ですから、これだけ愛情を注いでもらえている現状は想定外かつ本当に嬉しいですw

グレイブは単体での強さと過剰な武装で、ピーチたちとは出自が異なることをはっきり表現しようと考えていました。
またそんなグレイブの限界を描いていくことで、プリキュアがひとりじゃない理由も、本当の強さとは何かということも明確になってくるのではないかと。

次回もおたのしみに!!
プロフィール

ヤネ

Author:ヤネ
フレクロF、今度はイニシャルWW編です。

Twitter
最新記事
最新コメント
カテゴリ
月別アーカイブ
最新トラックバック
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
プリキュアサーチプリキュア検索
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。