クロスオーバー! 『フレッシュプリキュア! クロス†オーバー』各話解説 第7回
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『フレッシュプリキュア! クロス†オーバー』各話解説 第7回

『フレクロ』セルフ解説その7。
最終話までのネタバレを含みますので、本編読了前の方は注意です。


第7話 『イースの挑戦! ダークルンを手に入れろ!』




<あらすじ>
総統メビウスからダークルン入手の命令を受けたイースは、ラブの友人・東せつなとしてメイに接触した。
折りしもキイマジンが出現。イースは命令を果たすべくグレイブの戦いに介入するが、次の瞬間、二人は異空間へと飛ばされてしまう。
果たしてグレイブとイースはキイマジンを封印し、そして元の世界に戻ることができるのだろうか?



せつな×メイ回その1。
原作『せつなとラブ』が7話、こちらも同じく7話がせつな(イース)とメイのエピソードになります。
偶然なのか狙ったのかは、……もう忘れてしまいましたw
ちなみに「グレイブとイースが異世界で呉越同舟する」というお話自体は『フレクロ』の超・初期構想(メイがラブたちとは異なるパラレルワールドの日本人という設定)の段階からありました。

さて実際に書き上がった7話ですが、これ、『魔法戦隊マジレンジャー』の9話にとっても似てます。
実は意識したわけではなくて、かなり後になってから気づいて少しショックでしたw 見比べてみると面白いかもしれません。

本編の前に当時の『フレプリ』の内容にまつわるコメントがついていますが、これは後から読み返した時に更新時期がわかりやすいようにと付けていたものです。原作は完結直前だったんですね。


せつなとラブの親しさに嫉妬するメイ。
ラブに対する自分の気持ちを恋愛と認識する、ひとつのきっかけになっています。
9話から大輔が登場してくるので、メイの恋愛面での警戒はせつなから離れてほぼそちらに集中していくことになりましたが。プリキュアのチームとしては、それでよかったのかもしれませんw
ただこの時から抱いていた「うらやましい」という感情が、12話でのイースに対する「憎しみ」に幾分上乗せされているのは確かです。

メイはゲームがド下手という描写がありますが、苦手分野なのか、そもそも経験がまったくなかったのか、ラブせつの仲が気になってゲームどころではなかったのか、それはご想像にお任せします。全部じゃないかという気もしますねw


一般キイマジンとはいえ、“ユニコーン”はかなりの強敵です。
一角獣は格が違う存在、というのは『地獄先生ぬ~べ~』(麒麟のエピソード)の影響です。
マニューバーとしても遠・近、攻撃・回復の両面で使える強力ぶり。のちにラビリンス本国での戦いで大活躍することになりました。


異次元世界を漂流する二人。先ほどとは打って変わって、冷静なメイ=グレイブが主導権を握ります。
同じ人間に出会って変わった者でありながら、正反対の立場にある二人。ラブを挟んで対称の形になる二人です。
今回のお話でも対になる形で、「ラブ」を取られそうでせつなに嫉妬するメイ、「ダークルン」を奪おうとグレイブを狙うイースというように、互いに一方的な敵意を相手に向けているんですね。
この二人の対比は『フレクロ』のあちこちで描かれていきます。

グレイブのデザインもイースを基にしていますが、これは初期の構想でリングルンがラビリンス製という設定だったからです。クロスオーバーもスイッチオーバーからの着想ですしね。
本編ではラビリンスとトワイライトの繋がりという形に結実しました。


マニューバーモードが解禁されますが、キサナも出し惜しみしていたわけではありません。
エネルギーの消耗が激しく、リングルンに負荷をかける危険な機能なので、できれば使わせたくなかったのです。あることを知ればメイは使いますからね。
緊急事態ということで止むを得ずの解禁になりましたが、知ってのとおりキイマジンは物語が進むほど強くなっていくので、いずれにせよ時間の問題だったでしょう。


グレイブと別れ、夜闇の中に消えていくイース。
「私はお前たちとは違う」という台詞は、4・5話でグレイブ(メイ)がピーチ(ラブ)たちに言ったものと同じです。
光の無い道を独りで進んでいくという描写は、光に照らされた道を四人で歩いていく、5話ラストのメイたちの
描写と対比したものです。
今のメイはイース(せつな)の半歩先を行き、彼女がのちに収まるべき位置に代わっているということなんですね。
二人の立ち位置の奪い合いは、原作設定と『フレクロ』オリジナル設定との軋轢を端的に表すものと言えます。
この歪みは13話で表面化して二人に降りかかり、決着を見ることになります。



次回は、グレイブのパワーアップ回(正確には今回もパワーアップしているのですが)。
キュアグレイブ・マスカーの初登場です!
第8話の解説もおたのしみに!!





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テーマ : プリキュア
ジャンル : アニメ・コミック

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更新お疲れ様です!

呉越同舟ものは僕は大好きなので、こうした回が挿入されるのも面白いなと思った次第です。マジレンにそんな回があったか・・・もう記憶の闇に葬られてましたw

ユニコーン登場ということで、反応せざるを得なかったのを覚えております。そしてメイたんのあざとい攻撃を見事見破ったU。ナイスですw

読み返してみると、二人が肩を並べて歩くシーンなどに「まるで姉妹のよう」という描写があり、なるほどこれも伏線になっていたのかと少しニンマリしましたw こういう楽しみがあるのも、二度目ならではだなと楽しさも再確認できました^^

メインメンバーにしっかりとした立ち位置を与えながら、メイたんを中心に据える。そんな基盤が覗いた気がして、メイたんの違和感もなくなってきた回だったのかなーっと改めて感じました。


解説お疲れ様です。次回も楽しみにしております!

コメントありがとうございます!

>我さん

本来敵同士なメンツが…っていうのはワクワクしますよね。

のちにユニコーンをモチーフにしたオリキュアさんと共演させていただくことになるとは夢にも思っていませんでした。
魔人とはいえ、ユニコーンにごまかしは効きませんw

イースとグレイブに共通のルーツがあることを暗示する場面ですよね。
ただ、この回を書いている時点では原作も途中で、きちんとした設定はまだありませんでした。

原作の人物関係にうまくメイを馴染ませられるかというのは、フレクロを楽しく読んでもらえるかどうかに直接関わってくることなので、このあたりのエピソードは一話ずつ原作のキャラクターとの関係や立ち位置を整理していく過程でもありました。

返信が遅れてすみませんでした、次の解説もお楽しみください!
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